フィリピンでは、子供のころから英語をつかって様々なことを学ぶそうです。
イマージョンプログラムと呼ばれるこの教育法は、英語に没入することで自分たちの国の言葉のように無意識に(感覚的に)英語を使えるようになることを目的としています。
以前TOEICを勉強していたことがあります。
ずっと会話中心の勉強をしてきたのですが、気分転換にテストを受けてみようと思い立ちました。
そこでいろいろな本を探したのですが、私が選んだのがTOEIC Skillsというシリーズ。
すべて英語で書かれているのが特徴です。
英語で考えることが特別ではなくなる
英語で書かれているということは、問題文はもちろんのこと、解法のテクニックやボキャブラリー、文法の説明などもすべて英語で理解しなければなりません。
最初はゆっくり読まないと解読できず勉強が捗りませんでしたが、英語を読み続けているうちに英語を読んでいるという意識がなくなり、勉強に集中できるようになったのを覚えています。
イマージョンプログラムも同じような効果を狙っているように思います。
英語に浸って母国語を全く使わない状態が続くと、次第にそれが特別なことではなくなっていくから不思議です。
英語を英語のまま理解すると、日本語を介在させなくても英語を扱えるようになっていきます。
するとリスニングやスピーキングのスピードが大きく向上します。
英語レベル初中級者以上の人にお勧めです。
…TOEICの勉強を再開しようかなと考えている今日この頃です。