趣味でホームページをつくっていたときのこと。
旧友と飲んでいるとき何気なく見せたのですが「これいくらならつくってくれるの?」という話に。
聞くと、勤めている会社のものよりもデザインがいいので、私がその気なら話を通せるとのこと。
正直言ってあまり自信のないホームページだったので驚きました。
よくよく考えたら、自分の評価と他人の評価はイコールではありません。自分ではまだまだと思っていても、他の人からしたら十分だということはよくありますよね。
その逆もまた然りですが、完璧を目指すあまり、新しいチャレンジに二の足を踏まないようにしたいものです。
これって英語にも通ずる話ですよね。
Safe placeから一歩踏み出す
昔働いてたゲストハウスでこんなことがありました。
新しく入った高校生のスタッフが、実際に話されている英語があまりにも聞き取れなくて愕然としたそう。
彼女の学校での英語の成績はクラスで一位。
それなりに自信があったのかもしれません。
スピーキングについても、うまく言葉が出てこなくてもどかしいようでした。
基本的な文法や単語について知っているなら、あとは英語でコミュニケーションをとる経験を積むだけ。
最初は単語の羅列でも構わないので、たくさん場数をふんで頑張ってほしいと思ったことを覚えています。
とあるネイティブ講師が、文法のことを “Safe place” とよんでいたのですが、現実の英会話は教科書通りにはいきません。
文法的に正しくても使われない言葉があったり、使われ方によってニュアンスが変わる言葉があったりするので、間違いながら学ぶことがどうしても必要になってきます。
私の経験上、文法や単語は中学校レベルの基本だけおさえておけば十分です。
いまはオンライン英会話もあるので、積極的に英語で話す機会をつくることができます。
興味があるけど二の足を踏んでいる人はチャレンジしてみてください。
自分が思っているよりも案外話せてしまうかもです。