初めまして。Itsukiです。
「TSUKAOBO~使って覚える英会話~」は、日本国内で英会話を学んでいる私が、
日ごろの経験をシェアするために始めた英語学習ブログです。
内容は、主にオンライン英会話をつかった学習方法について書いています。
私のプロフィールを簡単に紹介します。
プロフィール
- オンライン英会話歴8年(2023年現在)
- 海外経験は3回の旅行のみ(長期滞在無し)
- 英語レベルはCEFR基準でB1~B2の間(国内で身につけました)
- 【B2】自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで不通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。
- 【B1】仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。
(引用:ブリティッシュカウンシル)
- オンライン英会話をつかって現在も勉強中
私のように海外に留学する予定も時間もない人に向けて、
日本国内で効率的に英会話を身につける方法を、実体験をもとに書いていきたいと思います。
英会話本には載っていないことを書いていきたい
わたしは海外での長期滞在経験がゼロなので、日本で学んだ経験だけをシェアすることになります。
本屋においてある英会話本は、著者プロフィールをみてみると実はほとんどが海外での長期滞在を経験した人だったりします(本屋に寄ることがあったら、試しに確認してみてください)。
海外にいけば毎日大量の英語にふれるので、いやでも英語を使います。
留学にしろ就職にしろ毎日英語を勉強するだろうし、日常的に英語をつかって読んだり、聞いたり、書いたり、話したりします。
それを毎日つづけるので、すごいスピードで成長することができます。
でも日本ではそうもいきません。
まず英語を話す相手がいないし、ほとんどの人が英語を勉強しなくても暮らしていけます。
毎日学校や仕事で忙しいのでゆっくり勉強をする時間はないし、そもそもモチベーションを高く保ち続けるのも難しいです。
こんなふうに日本と海外では全然状況が違うのに、「日本でも英語は身につけられる」「1年でペラペラ」というような本が書店には並んでいます。
この状況に私はずっと違和感を感じていました。
手にとって読んでみると、しっかり論理で固められていて(第二言語習得論とか)「なるほどなぁ」「できそうだなぁ」と納得させられるのですが、
試してみると結局は全然うまくいかないので、なんだかなぁという感じです。
冷静に考えたら、経験していないことを理屈で考えてそれっぽくまとめた本に踊らされているだけなんですが。
英語は一朝一夕で身につくものではないし、学校や仕事との折り合いをつけながら勉強して国内で英語を身につけるのは、よっぽどな努力家や自己管理が得意な人でないと難しいと感じています。
言うは易く、行うは難し、というやつなのだと思います。
なので私は、こういう本を反面教師にしながら、日本での実体験を良かったことも悪かったことも含めて正直に書きたいと思ってます。
今はオンライン英会話という格安で外国人と話すツールがあるので、こつこつ学んでいけば長い目でみて十分話せるようになれます。
経験上、英語はやっぱり「使って覚える」のがいいと思う
実際にオンライン英会話をつかって勉強してみて、英語は使えば使うほど話せるようになり、使わなければいつまでも話せないというシンプルなものだと思いました。
だから英語を勉強するときは「使って覚える」ということを大事にしてます。
例えば、会話フレーズを学んだら必ずオンライン英会話で使ってみるようにします。
そこで話せないこと、通じないことが出てきたら、その内容をまた学びます。そしてまた使ってみる。
やることは基本的にこれだけです。
例えばリスニングだったら、相手の言うことが聞き取れるように発音を学んだり英語のポッドキャストを聞いたりしますが、
このときも「使って覚える」ことを意識して、こんなふうに取り組みます。
- 発音の練習では大きく口を動かして、ネイティブの発音を真似てたくさん声に出してみる
- 英語音声を聞くときは、ただ聞き流すのではなく、何を言ってるのかを当ててみる
英語を書いたり読んだりする場合でも、同じように「使って覚える」ことを意識します。
- 英語を書くときは、書き写すのではなく、自分の言いたいことを書いてみる
- 英語を読むときは、意識して内容をできるかぎり読み取るように努力する
海外のように必要にせまられて使うことがないので意識して取り組むことが必要になりますが、
ちゃんと使うようにしていれば、文字通り、ちゃんと使えるようになります。
英語を使って覚える効果
私は一度、国内のゲストハウスで働いたことがありますが、
外国人のお客さんとのやりとりの中で、メールを読んだり、文章を書いて渡したり、コミュニケーションをとったりすることがあり、いやでも英語をつかう必要にせまられました。
そのときは、とにかくどんな些細な情報からも英語を読み取ろうと努力したし、つたない英語でも、単語を並べてでも意思を伝えようと努力してました。
結果的に、使える英語がどんどん増えて、短期間でグッと成長できたのを覚えています。
ちなみにゲストハウスの9割が外国人のお客様でしたが、海外経験がなくてもオンライン英会話でこつこつ学んでいたおかげで無事採用してもらうことができました(私以外のスタッフはほぼ全員が海外留学者でした)。
繰り返しになりますが、どんなことを勉強するときでも「使う」ということを意識することが、とても大事です。
日本にいる限り、自分から積極的に使っていかないといつまでも英語をつかう練習ができません。
独り言で英語をつぶやくのでも、英語日記を書くのでも、英語の本を読むのでも、どんなことでも構いません。
そしてやっぱり、英会話の勉強にオンライン英会話は欠かせないと思います。
英語は意思を伝えあう手段なので、練習をするには相手が必要です。
自分ひとりで英語をつかう練習をしても、本当に使えるかどうかは誰かに使ってみないとわかりません。
お勧めなのは、定期的にオンライン英会話をつかうようにして、レッスン以外の時間をつかって足りない勉強をするというやり方です。
こうすれば、英語のインプットとアウトプットをバランスよく行うことができます。
いきなり外国人相手では英語を話せないという人は、バイリンガルの日本人講師に習うという方法もあります。
日本人の先生に英語をつかう練習を手伝ってもらって慣れてきたら外国人相手のオンライン英会話に切り替えるという方法も、無理なくオンライン英会話を始められて良いと思います。
参考記事 >>> オンライン英会話を続けるコツ。バイリンガルの日本人講師をペースメーカーに
オンライン英会話のことをあまり知らない人や、もっと詳しく知りたいという人向けに4コマ漫画もつくっています。
解説記事もあわせて書いてますので、よかったら参考にしてみてください。
>>> 4コマ漫画で学ぶオンライン英会話